私は30代後半の男性会社員です。
結婚はしていますが、社内の20代後半の女性との不倫関係も1年ほど続けています。
彼女と不倫関係になった経緯は、社内不倫ではよくある流れだと思います。
自分は営業なのですが、彼女は営業を補助するスタッフ部署に所属していました。
彼女は新卒で入社してきたときから知ってはいたのですが、明るいいい子だというぐらいで特別な感情を持つことはありませんでした。
彼女と仕事で良く絡むようになったのはこの2年ほどでした。
彼女が新卒当時のことしか知らなかった私は、数年ぶりに仕事を通して話をする流れで、彼女が社会人としても大きく成長していることにびっくりしました。
出してくる資料の内容も的確ですし、何よりも営業である自分が何を考えているのか把握しようとする姿には本当に感心してしまいました。
あるときに、少し大きなプロジェクトがあり、彼女にも仕事の面で時間も含め無理なお願いをいろいしていました。
それでも彼女は嫌な顔せずついてきてくれ、何とかそのプロジェクトも無事やり遂げることができました。
プロジェクトの打ち上げを社内のかかわった人間とやろうということになり、10名弱で慰労会を開くことになりました。
私の会社では、基本的に営業がプロジェクトにかかわるスタッフを慰労するという名目で行うため、営業はあくまでホスト役に回る形になります。
同じ社内の人たちなので気を使うわけではないのですがお店のチョイスや、会費の振り分け、そして当然飲み会の盛り上げ役には徹せねばなりません。
その慰労会も無事終わり、解散ということで駅に向かいました。
たまたま彼女も自分と同じ方向だったので、慰労会の感想を言いながら歩いているという状況でした。
彼女は慰労会で自分がホスト役に徹していたことも知っていたので、「あまり楽しめなかったのではないですか?」と聞いてきました。
自分としては楽しめなかったわけではないけど、やはり気疲れした。
ということを言うと彼女から終電までもう少し飲みなおさないかと言われました。
タバコも吸わずに慰労会であわただしくしていたので、1人で飲みなおそうぐらいに思っていたので快諾しました。
結局近くのバーにいきました。
乾杯から始まり、プロジェクトのいろいろな思い出話に花が咲きました。
自分としても彼女の頑張りにかなり助けられたことに素直に感謝を伝えました。
彼女は少し照れ笑いをしていましたが、成長していることに驚いたことをいうと本当にうれしそうでした。
彼女もなかなかの酒豪なこともあり、次の日も週末で休みということも加わって、いつのまにか終電時間を過ぎていました。
彼女にはタクシーで送ることは伝えて飲んでいたのですが、さすがに彼女も終盤はかなり酔いが回ってきている感じでした。
そろそろお開きということで、彼女と一緒にタクシーに乗り、途中で彼女をおろすという話になっていました。
肝心の家の前には着いたのですが、彼女が眠ってしまって全く起きません。
タクシーの運転手のいら立ちも伝わってきたので、しょうがなく自分も降りて家まで運ぼうと思いました。
何とかマンションの部屋にまで入って帰ろうとしたのですが、彼女から抱きつかれてしまいました。
それでもそこは笑顔でちゃんとシャワー入って寝るように伝えて、そのままタクシーを再度拾って帰りました。
しかし、そのときから彼女が自分にとって少し特別な存在になっていきました。
しばらくするとまた別のプロジェクトで彼女とかかわるようになり、前の時以上に仕事で絡むことが多くなりました。
そうなると必然的に2人きりの時間も増えていき、男女の仲になるのに時間はかかりませんでした。
それからは月に1度か2度は飲みにいったり彼女の部屋に行くという関係が続いています。
彼女はサバサバしていて会社内では誰にもばれていないと思いますし、彼女には幸せになってほしいと思う気持ちもあるのですが、彼女を手放せない自分勝手な自分がいるのも事実です。
いつかは終わりにしないと思いつつ、あと少しだけと延長を続けてしまっている状態です。